加圧トレーニングとは?メリットとデメリットで効果を考える。

加圧トレーニングといえば、一時期ものすごい話題になりましたね。今ではベルトだったり、加圧トレーニング専用のスポーツジムなんかもあるぐらいですが、もともとは、1966年にボディビルダーの佐藤義昭氏が法事の際に正座をしていたとき。

脚のしびれをヒントに考案したトレーニング法です。血管を圧迫することにより血流を一定量止めることで上肢もしくは下肢に血液を蓄積させることができます。この状態でトレーニングを行うことで高濃度の乳酸が体の中にたまる仕組みです。

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しかし、トレーニングを終えたら血管を圧迫していたベルトを外すことにより高濃度の乳酸が体全体に流されます。それに脳下垂体が反応して成長ホルモンに大量に分泌させるからトレーニング効果が大きいと考えられる理論です。

なので、加圧トレーニングって通常のトレーニングよりも効率が良いといわれています。もちろん、メリットも多いですが、デメリットも非常に多いです。そこで、今回は加圧トレーニングのメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。

加圧トレーニングのメリット

それでは、まずは加圧トレーニングを実践することで得られるメリットについてお話ししてみたいと思います。筋トレのほかにも、美容、健康、ダイエットにも良いなんて言われていますがメリットをまとめてみました。

1.即効性が高い

加圧トレーニングを実践するとわずか30分程度でトレーニング効果が現れるといわれています。加圧トレーニングは上肢10分、下肢15分とされています。ジムによってはこれ以上の時間を行うこともあるようですが、一般的に15分程度とされています。

結果的に、25分でトレーニング効果が得られるのです。その理由は血液を圧迫して低酸素状態に追い込むことにより速筋繊維強くすることができるためと思われます。そして、もう一つの理由は冒頭でもお話ししたように乳酸です。

加圧ベルトで静脈を締め付けることによって乳酸の濃度を上昇させることができます。トレーニング終了後にベルトを外せば脳が反応して通常の290倍の成長ホルモンを分泌すると考えられています。ちなみに、成長ホルモンのほかにアナボリックホルモン、アドレナリンといったそのほかのホルモンの分泌も増加します。

・アナボリックホルモン・・・筋肉の合成を指令。

・成長ホルモン・・・骨、筋肉の成長促進、脂肪を遊離脂肪酸へ分解し血中へ流す。

・アドレナリン・・・体中に血液を送り込む。

などなど、神経伝達物質の分泌が増えるわけです。結果的に平常時から筋肉を増やすやすい環境へと変化させることができるのが加圧トレーニングにおいての一番のメリットといえますかね。あとは、成長ホルモンが増えることで美容、健康にもよいというところですね。

2.低負荷なトレーニング

加圧トレーニングの場合は基本的には低負荷なトレーニングをメインで行います。パワーリフターやボディビルダーのように高重量で負荷を更新していくというようなやり方は行いません。もともとは高負荷を更新するようなトレーニングでないと筋肉を強くすることができない。

と考えられていたわけです。しかし、成長ホルモンがたくさん分泌されるという理論から、軽い重量であり尚且つ少ないレップ数、セット数でも十分筋肉を肥大させることができるという理論です。

確かに、高負荷のウエイトトレーニングはかなりきついのですし、関節を痛めるリスクが非常に大きいです。そのため、軽い負荷でもトレーニング効果を大きくしたいという人にとっては加圧トレーニングはおすすめです。

3.老若男女ができるトレーニング

女性、年配者が高負荷のトレーニングを実践するのが現実的には難しいのではないかと思います。確かに筋肉は年代関係なく大きくできますが、高齢の時から始めると血圧をあげてしまいますので体にはあんまりよいといえません。

女性の場合、一部の筋トレマニアなら普通にベンチプレス80kgとか軽々上げたりしますが、基本的には成長ホルモンが男性よりも盛んではありませんし、日本の女性は重たい重量を扱うトレーニングはあんまりしないでしょう。

そんな時は、加圧トレーニングでダイエット効果だったり、インナーマッスルを強化するなどといったやり方などもありますので軽いダンベル運動をやっているなら加圧トレーニングでプラスアルファの効果が得られるわけです。

4.血流を盛んにする

血液の流れをよくするというのが加圧トレーニングのメリットでもあります。一時的に血液を圧迫して開放するわけなので血流も良くなるのは当たり前の話です。これは、動脈、静脈などの太い血管のみならず毛細血管など細い血管まで行き届きます。

血流末梢抵抗といいまして、血液の流れから生じる血管への抵抗のことをいいます。これが、通常時であれば1.0程度。しかし、加圧トレーニングを行えば最大1.7までを目指します。逆に、2.0まで到達してしまうと効果が薄れます。

なので、この数値が多ければ多いほどよいというものでもないのです。このように、血管を止めることで得られる効果はなにも運動にだけ限るものではありません。加圧トレーニングを継続的に行うと血管内皮細胞へ一酸化炭素を送り込むことができます。

血管が拡張されれば、血管内皮の柔軟性が高まりますから、動脈硬化や高血圧の予防にもつながるのです。年齢を重ねるとどうしても循環器系の病気になりやすいのですが軽く加圧トレーニングをやる分ならばそれらを予防することもできます。

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加圧トレーニングのデメリット

さて、これまでは加圧トレーニングのメリットについてお話しさせていただきましたが、実はメリットだけではありません。結構なデメリットもあります。そこで、こちらでは、加圧トレーニングのデメリットについてまとめてみました。

1.圧迫の調整が難しい

血管を圧迫することで成長ホルモンの分泌が盛んになるとはいうものの、血液を止めるわけですから一歩間違えればかなりの危険行為でもあるのです。ですから、15分という時間制限も設けられているのです。

それこそ、自宅で加圧トレーニングをやりたいという方もいらっしゃると思いますが、その場合はトレーナーから十分に指導を受けて圧迫の強度だったり、実践時間を守りましょう。適当に自分でやるのは危険行為なのでおすすめはしません。

2.トレーナーにより効果の差が大きい

加圧トレーナーの資格は民間資格であり誰でも取得することができます。しかも、特許が期限切れになっているので素人のトレーナーが加圧トレーナーと名乗って指導を行うのも現実的にはあり得る話なのです。

ですから、加圧トレーニングを本気で行うのであれば、ネットで調べるなりしてそれなりに実績のある加圧ジムへ入会することをおすすめします。そうでないと、何も知らないトレーナーに指導される可能性もありますからね。

3.トレーニング費用が高い

加圧ベルトを買うだけなら数千円~数万円で購入することができます。一時期はセットで4~5万程度しましたが最近は特許権切れの問題からも類似品が多く販売されていることもあり比較的低価格で買えます。

ただし、トレーナーをつけて真剣にトレーニングをするとなると費用は高いです。基本的にはパーソナルトレーニングになりますから、安くても1回1万円弱はします。そのため、普通のジムへ通うよりもかなりお金がかかるんですよね。

もちろん、ジムによってお値段も変わってくるでしょうが、安いところは怪しいです。ま、安くて質の良いところがあればそれはそれでよいのでしょうが。。。また、そこまで大金をつぎ込んで加圧トレーニングにこだわる価値があるかどうかはご本人のご判断で。

4.成長ホルモンは加圧じゃなくても。。。

成長ホルモン290倍分泌できるという話をして申し訳ないのですが、実はこれはどんなトレーニングでも可能な話なのです。ウエイトトレーニングなどの高負荷なトレーニングを行えば分泌は可能と思われます。

そもそも、加圧トレーニングのデータって、デフォルトで成長ホルモンが0.15ngの被験者です。それが、加圧トレーニングをしたら45ngとなったから最大で290倍とされているのですね。成長ホルモンの男性の正常時って10ngです。

そう考えるとこのデータってどうなの?ということもありますし、加圧トレーニングでなくてもバーベルクスワット、デッドリフトベンチプレスなどBIG3をやっていれば普通にそれぐらいは出るものなので、そこにこだわる理由もないのではないかと思います。

5.筋力増強には向いていない

結局、加圧トレーニングのベルトをまく場所というのは腕と足です。足はまだしも腕の筋肉なんてほとんどありません。筋肉量では体幹は無視はできないです。それを考えると体幹を鍛えるということではあんまり有効ではないのでは?

それに、成長ホルモンが出たからと言って筋肉が増えるわけでもありません。筋肥大の要素にはなりますが、結局筋細胞の破壊が行われない以上その効果は大きくはないのではないかと僕は思います。

もし、成長ホルモンが出るだけでトレーニング効果が見込めるならば、トレーニングの超回復の理論から反していることになりますから、結論はやりたければやればいいし、そーでなければ無理にやる必要もないでしょう。

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2017.05.28