日本握力王・ウェブ魚開発者の新沼大樹さんのトレーニングとは?

昔、ジャッキーチェンの『カンニングモンキー 天中拳』の映画の中でクルミを親指と人差し指でつまんで割るシーンが印象的でした。あんな風にクルミを割ってみたいと思って真似してみましたが当然できませんでしたwww

まあ、中学1年生のパワーでは割れませんわ。大人になって握力も強くなってきたので今度チャレンジしてみます。ちなみに、あなたは握力を鍛えるときはどんなトレーニングをされていますか?ジムに通っているけどなかなか前腕が太くならない。。。

握力がなかなか向上しない。。。というのはもしかしたら前腕を太くするようなトレーニングをしていないからかもしれませんね。握力も同じです。握力を強くするようなトレーニングはあんまりジムにはないかもしれません。

そこで、今回は日本で一番握力が強い人。かつ、あのウェブ魚拓の開発者でもある、株式会社アフィリティーの代表取締役でもある新沼大樹さんのすごさについて注目しながら個人的に思ったことをいろいろと書いてみたいと思います。

日本握力王の新沼大樹さんの凄さについて。

新沼大樹さんは、ウェブ魚拓を開発したプログラマーでありながら握力日本一という全くかけ離れた世界で活躍しているのです。現在も各メディアに出演することも多く、最近では、「世界まる見え!テレビ特捜部」にも出演されています。

その新沼さんが凄いのは、COC(キャプテンオブズクラッシュ)のハンドグリッパーNO4(166kg)を日本で初めて閉じることに成功したからなのです。本人も生きている間にそれを閉じることができるとは思っていなかったそうです。

新沼さんがトレーニングを始めた時期というのは高校時代です。別に何か部活に入っていたとかではなくただ運動不足になるからトレーニングを始めただけなのです。ちなみに、これほどの脅威の握力を持っていながらスポーツ経験は無いとのこと。

いわゆる筋トレマニアってやつです。僕が高校の頃にもいました。部活とかは一切やらずに家でトレーニングをしている人。そういう人って意外と強くてただ部活しかやっていないような人には普通に腕相撲で勝ったりします。

本人は高校を卒業してから大工さんに就職したかったらしいのですが、親御さんに「大学へ行ってお勉強をしなさい。」ということで、しぶしぶ大学へ進学しそこでプログラミングを学んだそうなのです。

大学時代もトレーニングを行っておりまして、当時はボディビルディングのトレーニングをしていたそうです。今のように握力を専門としたトレーニングではなく普通のウエイトトレーニングです。しかし、大学院生のときに腰を痛めてしまいトレーニングをするところといえば握力ぐらいしかなかったのが握力を鍛えるきっかけです。

始めて握ったのはNo2の88kgのグリッパーですがはじめのうちは閉じることができなかったのです。ひたすら頑張っても閉じることができなかったそうなのですが、2週間やり続けたら閉じられたというのです。これもこれですごい話ですよね。その後、けがをしてしまいしばらくトレーニングを休息していたのですが再開後、No3の127kgを閉じることに成功したのです。

在宅勤務は体に悪いからトレーニングをしている。

新沼大樹さんのすごいところって言えばやっぱり「トランプ千切り」ですよね。トランプすべての枚数を重ねてそれを簡単に千切ってしまう握力と腕力の強さ。上半身のガタイがすごい。握力を出力する前腕屈筋群は並の人間の太さではありません。

握力専門の人なので握力だけか?と思いきや、肩、胸、上腕とすべての筋肉がでかいです。ちなみに、新沼さんは宮城県のアームレスリングチャンピオンでもあります。また、新沼さんもトランプを千切るうえでしっかりと選ぶそうです。

それは、プラスチックコーティングされているトランプですと結構固いので難しいのですが、通常の100円ショップに売っている安物であれば簡単に敗れるらしいですがそれでも普通の人からしたら怪力でしょう。

新沼さんは現在166kgのハンドグリッパーを閉じることに成功しましたがこれを閉じるために在宅で研究しながらトレーニングをしていたそうです。また、在宅勤務は本当に動かない。特に地方の在宅勤務は家でPCに向かいカタカタやっているだけ。外出も基本は車になるのでほとんど動かないのです。すると腰痛になるからやっぱり運動しないとダメなんです。

そんなわけで、握力の研究をしていると、「どういう食事をとるとパフォーマンスが下がるのか?」「どういう仕事をしているとパフォーマンスが下がるのか?」などデータが蓄積されていくそうなのです。

海外で発表された論文が日本に輸入されてくるとそれにも目を通します。それで自分がやってきた研究と論文を照らし合わせながら、「やっぱりな。」と思ったり、「えっそうなんだ。」と常に勉強を欠かさず行っているのも素晴らしいです。

並大抵のトレーニーはそこまで研究していないでしょう。それを考えると握力日本一はすごいです。そして、新沼さんはコンディションにおいても非常に重要に考えております。例えば風邪を引いてしまうとその分トレーニングができなくなります。すると、それが記録にも影響してくるわけですから握力だけではなく総合力で考えているのです。

新沼大樹さんが実践している握力トレーニング

正直なハナシ、新沼さんが実践しているトレーニングすべてがどんなものかはわかりません。しかし、テレビやネットメディアで公開しているトレーニングから新沼さんのトレーニングメニューをまとめてみました。

1.COCハンドグリッパー

これは有名ですよね。ネットのニュースだったりテレビに出るときにこれが登場したりします。また、新沼さんのトレーニングDVDの中でもCOCハンドグリッパーでどのようにトレーニングをすればよいのか?

という部分をお話しされています。なので、これが握力強化においての基盤的なトレーニングになるのかな。と思います。実際、COCはランクがありますからそれぞれをクリアしていけば握力も強化しやすいのではないかと。

また、新沼さんの考え方として、筋肉を大きくするなら7~8回のレップ数を繰り返すべきですが、最大筋力は神経の解除が重要なので1回どれだけ集中して握りこむかなのだそうです。気絶するぐらい気合を入れて1発握りこむようなトレーニングを繰り返すことが重要だとか。

2.エックスグリッパー

やっぱり、新沼さんもやっていました。エックスグリッパーとは握力を鍛えるために特化したウエイトマシンです。サイドにプレートを付けてグリッパーを握ることでウエイトを挙上します。細かい重量までプレートがありますからハンドグリッパーよりも握力のトレーニングとしてはやりやすいかもしれません。

3.指懸垂

アニマルネットワークに販売されているイーグルクローに三本指を入れて片手でぶら下がるという。身長178㎝、体重90kg。しかも、このときは100kgに増量していますから3本指でそれを支える時点ですごいです。また、腰にプレートを巻き付けて通常の懸垂も行っています。

4.指立て伏せ

世界まる見え!TV特捜部の中で見たのですが、三本指で指立て伏せを行っていました。個人的に思うのが指立て伏せは握力を強くするというよりも指に力を入れる上で重要になるのではないかと思います。

例えば、李小龍や中国武術家が練功法に取り入れていますが点穴、喉を狙うときに指が皮膚に触れたときに折れ曲がったら意味がないわけです。そこで曲がらないように指にウエイトを乗せて鍛えておくわけです。

やっぱり。固いグリッパーをクラッシュするとなったときに柔らかい指先だと握力が強くても務まらないのかもしれません。トランプ千切りを素手でやるときもこういう指の強さというのは重要なのかもしれません。